よしうみバラ公園|汐風にそよぐ海峡の眺望。しまなみ海道のバラ園|愛媛県今治市

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愛媛県今治市吉海町にある標高307mの地にある亀老山展望公園の写真。眼下には来島海峡をまたぐ来島海峡大橋が一望できる。

バラの中に包まれたかのような体験(「バラ体験」)をするためには実際にバラ園を訪れてみることをおススメしています

国内には大小さまざまなバラ園があり、今回ご紹介するのは愛媛県今治(イマバリ)市に属する瀬戸内海の島「大島・吉海町」にある「よしうみバラ公園」です。

海を間近に感じる園内にはオールドローズから近年の新品種まで400種3500株のバラがところせましと植栽されています。多彩な花色をまんべんなく、そしてブッシュからクライミングまで幅広い系統が集められた同園では、必ずやあなたのお気に入りのバラに出会えることでしょう。

その他にも、近年はサイクリングコースとして殊に有名なしまなみ海道の島「大島」には、この島ならではの魅力的な見所が数多くあるのをご存知でしょうか。急峻な山のいただきから眺める瀬戸内有数の眺望とはどのようなものか?そして潮流体験とは?

本稿は愛媛県今治市に属する瀬戸内の島、「大島・吉海町」にあるバラ公園と島の魅力をお届けするレポートです。

 

※思わず息を飲む美麗な写真を豊富に揃えた長編記事です。ドリンクでも飲みながらゆっくりとご覧ください。

 

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序章・しまなみ海道とは?

しまなみ海道(西瀬戸自動車道)での風景写真。広島県と愛媛県を結ぶ橋「多々良海峡大橋」の全景を生口(イクチ)島側から撮影。花田昇崇が撮影。

しまなみ海道(西瀬戸自動車道)。広島県と愛媛県を結ぶ橋「多々良海峡大橋」を生口(イクチ)島側から撮影。2012年。

 

しまなみ海道とは、本州と四国をつなぐ西瀬戸自動車道の通称であり、広島県尾道市(本州側)と愛媛県今治市(四国側)の直線状に位置する島々を大小の橋で結んだ高速道路のことを言います。基本的には自動車が通行する道ですが、しまなみ海道が他の本州四国間を架橋する明石海峡大橋や瀬戸大橋と異なる点は、島々を結ぶ橋の側道や橋下に自転車・歩行者道が設けられている点にあります。

橋に設けられたこの自転車・歩行者道を利用することで、本州四国間を自転車で横断することが可能となり、汐風を切って走る爽快さや橋から眺める瀬戸内海の見事な景観を楽しめることから人気を呼び、今ではサイクリストの聖地とも言われています。

 

しまなみ海道(西瀬戸自動車道)。どの橋だったかは失念したが、しまなみ海道を構成する橋のどれかの上で撮影した写真。良く晴れた空と島しょ部、そして穏やかな海が写っている。花田昇崇が撮影。

しまなみ海道の橋の上から撮影した瀬戸内海の風景。2012年。

 

かくいう私もしまなみ海道には7年前に一度、そして6年前、4年前と合計3度ほど走っています。猛暑だった炎天下の8月末に尾道・今治間を2日で往復した6年前の記憶は今でも「とても苦しかった楽しかった」良い思い出です。サイクル旅行をご検討の方は、夏場を避けて春や秋などがおススメです。

 

サンライズ糸山(今治市)付近の自転車道の登り道。ぐるぐると幾度も円を描きながら来島海峡大橋へと登っていく。花田昇崇が撮影。

サンライズ糸山(今治市)付近の自転車道。ぐるぐると幾度も円を描きながら来島海峡大橋へと登っていく。2012年撮影

 

ご覧いただいたしまなみ海道を構成する島のひとつが本稿の舞台となる「大島」です。来島海峡を挟んだ今治市のすぐ対岸にある島で、島といってもなかなかの広さ。地図にしてこの大島の中心あたり、西に開いた入り江(湾)のそばに「よしうみバラ公園」はあります。

 

しまなみ海道のバラ園‐よしうみバラ公園

吉海バラ公園を芝生を挟んで遠くから撮影した。背後には山がある。写真の左手側に海が広がっている。花田昇崇が撮影。

吉海バラ公園を芝生を挟んで遠くから撮影。背後に山が見える。大島はかなり広い島。左手側すぐには海が広がっている。

 

よしうみバラ公園の敷地は広大で、約2.8ヘクタールもあるそうで、バラが植樹されているご覧の写真奥のエリア以外にも、手前の芝生が植えられている場所でくつろげるようになっています。

ここよしうみバラ公園は行政が運営していることもあり、入場料金は無料(フリー)で、なんと365日24時間いつでも立ち入り自由だそうです。

 

吉海バラ公園の外側からの写真。画面奥に見える建物ではグッズや食べ物が販売されている。花田昇崇が撮影。

外側からの写真。画面奥にある建物や売店ではグッズや食べ物が販売されている。

 

外観から色とりどりの花を見てとれるので、どのようなバラに出会えるのかと否応なくテンションも高まります。

さっそく園内へと入っていきましょう。

 

園内の様子

吉海バラ公園で咲きほこるバラの写真。様々な品種が色とりどりに開花し満開を迎えている。花田昇崇が撮影。

吉海バラ公園で咲きほこるバラの写真。様々な品種が色とりどりに開花し満開を迎えている。

 

見た目にわかる、色とりどりの多岐にわたるバラの品種の数々。これは落ちつけという方が無理です。どれも丁寧に管理され見事に咲きそろっています。

美しいですね。

詳しく知らない品種については入念にチェックします。香りをかいだり、葉の質を見たり、樹形を確認したり、花弁をちょっぴりさわったり、花色・花形の変化を記録するなどなど。熱心すぎて、私はたぶん周囲から相当浮いていたと思います。いや、それくらい素晴らしいバラ園です。これで無料というのがすごい。

 

クライミングローズ「シュネーヴァルツァー」(雪のワルツの意味)の株元のベイサルシュート(枝)の様子。非常に太い枝に育っているのがわかる。 よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

クライミングローズ「シュネーヴァルツァー」の株元のベイサルシュートの様子を調べる。手は私。

 

さて、400品種と称するだけあって、品種の幅はじつに多彩。

私が見た、そんなよしうみバラ公園の特徴・見どころを5点ほど紹介します。

 

特徴1.2000年以降の比較的新しい品種が多い

吉海バラ公園で咲き乱れるバラの写真。花田昇崇が撮影。

 

園内を観賞していると、発表されてまだ日の浅い新しい品種が多いことに気づきます。

ハイブリットティー全盛時代のバラの割合が案外と少なく、見た感じでの判断ながら、約過半数か、もしかしたらそれ以上の割合で2000年以降に発表された品種が占めているかもしれません。

発表されて間がない新しい品種はまだまだ情報の蓄積が少ないため、このように直接に触れられる機会はなかなか貴重です。後の特徴5.「出会えるバラの紹介」を参考に、興味をもったバラがあれば直接伺ってみたりされると参考になる点が多かろうと思います。

 

特徴2.クライミングローズが見事

園内にはフェンスに誘引された見事なクライミングローズが多数ありましたので紹介します。

春の一季咲き品種ながら、白と桃色が混じる柔らかな花色が美しく、世界中で大人気のクライミングローズ「ピエール・ドゥ・ロンサール」の仕立てが特に見事でしたのでご覧ください。

 

人気No.1のクライミングローズ「ピエール・ドゥ・ロンサール」(LCI)の拡大開花写真。2輪写っている。白と桃色が混じる柔らかな花色が美しい。花は春の一季咲き。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

「ピエール・ドゥ・ロンサール」。正式な分類は「ラージ・フラワード・クライマー」(LCI)。一季咲きだがときに返り咲く。世界バラ連合会「栄誉の殿堂入り」品種。

 

ピエールドゥロンサールには、2つの有名な枝代わり品種「ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール」・「ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール」があります。これら2つが折り重なる花色の競演をご覧ください。

左側にはピンク色のピエールドゥロンサールが、そして右手側には全体に白みの強いブランピエールドゥロンサールがこぼれんばかりに咲きほこっています。

 

クライミングローズがフェンスに誘引され、写真いっぱいに開花している圧巻の風景。手前左側にはクライミングローズ「ピエール・ドゥ・ロンサール」(LCI)が、少し奥になる写真中心にはクライミングローズ「ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール」(LCI)が満開を迎えている。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

「ピエール・ドゥ・ロンサール」(左手)と「ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール」(右手)。

 

じつはこの2種だけではありません。さらにルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサールも隣に並んでいます。ロンサールはどれも美しい花形と花色が魅力ですが、ルージュはこれらの魅力に加えて強い芳香も持ち合わせた品種で、ロンサール一派に埋め尽くされたご覧の空間からは香りを通り越した気品が漂ってくるようにすら思えます。至福の感情に包まれる極上の空間がここにあります。

 

写真手前となる左側に「ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール」。その右奥となる写真中心に「ピエール・ドゥ・ロンサール」。その右奥に「ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール」が揃って満開を迎えている素晴らしい写真。思わず足を止める品種の配置。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

「ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール」(左)。「ピエール・ドゥ・ロンサール」(中心)。「ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール」(右)が揃って満開を迎えている。

 

その他にも数多くのクライミングが並んでいますが、本稿ではひとつだけ紹介しておきます。

定番のミニバラ「オレンジ・メイアンディナ」のつる仕様の「つるオレンジ・メイアンディナ」です。誘引されたフェンス一面が朱色の花で覆われています。

 

ミニアチュアローズ「オレンジ・メイアンディナ」の枝代わり。「つる・オレンジ・メイアンディナ」。良く育つとご覧のように壁面いっぱいに朱色の花で覆い尽くされるほどになる。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

 

もしも自宅につるバラを這わせようと計画・検討されている方であれば、具体的なイメージづくりに有益だと思います。カタログではわからない様々な品種の生の情報を直接じっくりと観賞できるのはバラ園ならではです。

 

特徴3.アメリカ「J&P社」の品種が多い。他方で「デルバール社」やイギリス系が少ない

耐病性がかなり強い木立ち性・フロリバンダ品種の「ファビュラス!」で知られるアメリカの「J&P社」の品種が、他のバラ園と比べて多く揃っています。

日本で広く流通する海外のバラの育種会社はフランスやドイツ、そしてイギリスやオランダなどが多く、アメリカの育種会社の品種はこれらヨーロッパの国々の品種ほどには国内で流通していません。「グランドプライズ」や「コティヨン」その他アメリカの品種を数多く品種できるのは嬉しい見どころです。

 

フロリバンダローズ「グランド・プライズ」の開花写真。咲きすすむにつれてアプリコットカラーとなる。よしうみバラ公園にて、田上昇崇が撮影。

フロリバンダローズ「グランド・プライズ」(J&P)。咲きすすむにつれてアプリコットカラーとなる。

フロリバンダローズ「コティヨン」の開花写真。まるで妖精がステップを踏むような軽快さを感じさせる軽いライラックカラーが美しい。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

フロリバンダローズ「コティヨン」(J&P)。まるで妖精がステップを踏むような軽快さを感じさせる軽いライラックカラーが美しい。

 

反面、フレンチローズの雄「デルバール社」の品種はあまり見かけませんでした。「グランデ・アモーレ」などわずかに同社の古い品種があるものの、近年のデルバールは耐病性に優れた名花を数多く輩出しているのでその点は少し残念でした。同じように、イギリス系(デビットオースチンローゼズやハークネス)の品種もほとんど見られませんでした。

 

特徴4.平和のバラ

第二次世界大戦中の戦争がもたらす残酷さを物語る「アンネの日記」で知られるアンネ=フランクに捧げられた「アンネのバラ」は愛と平和のシンボルとして知られています。ここよしうみバラ公園には、アンネのバラから作られた貴重な平和のバラが植栽されています(非売品種)。

 

アンネのバラの派生品種

プレイ・祈り」はアンネのバラの改良品種。本来は非売品種ですが、東日本大震災のチャリティーローズとして限定的に販売されていました。

 

平和の花「プレイ・花」。「アンネのバラ」の改良品種。非売品種だが東日本大震災のチャリティーローズとして限定的に販売。「セント・ソルベ」はプレイの枝代わり。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

平和の花「プレイ・祈り」。

 

アンネのバラの枝代わりで誕生したバラ「セント・コルベ」。第二次世界大戦中のアウシュビッツ収容所での悲劇を戒める平和の花。神父コルベに捧げられた。

 

平和のバラ「セント・コルベ」の開花写真。「プレイ・祈り」の枝代わり。第二次世界大戦中のドイツ・アウシュビッツ収容所での悲劇を戒める平和の花。神父コルベに捧げられた。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

平和のバラ「セント・コルベ」。

 

東日本大震災のチャリティーローズ

震災に心を痛めたフランスの育種家ドミニク・マサド氏が自ら打診することで日本に寄贈された品種。その花名は「絆・KIZUNA」。

 

東日本大震災のチャリティーローズ「絆・KIZUNA」。震災に心を痛めたフランスの育種家ドミニク・マサド氏が日本に寄贈した品種。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

東日本大震災のチャリティーローズ「絆・KIZUNA」。

 

これらを観賞すると、平和を日常として享受することができているこのかけがえなさ・尊さに改めて思い至ります。そんな平和の花について紹介しました。花が伝える平和について皆様はいかにお考えでしょうか?

 

特徴5.出会えるバラの紹介

では、最後に同園で鑑賞できる品種を紹介していきます。

デルバールやイギリス系の品種をのぞく欧米の著名なナーサリーの有名品種が数多くあります。あなたの心が打ち抜かれる、そんな運命のバラとの出会いはここよしうみバラ公園にあるかもしれません。

 

アウグスタ・ルイーゼ

「アウグスタ・ルイーゼ」の開花写真。1993年発表。アプリコット~ピーチの花色で花つきがよい。よしうみバラ公園にて、花田昇崇拝が撮影。

木立ち性・ハイブリッドティー。アプリコット~ピーチの花色で花つきがよい。

 

オレンジ・メイアンディナ

「オレンジ・メイアンディナ」(Min)の開花写真。1982年発表。朱色に近い花色で、目を覆うほどの鮮やかな色合いが特徴。定番のミニバラ。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

木立ち性・ミニアチュア(Min)。こちらはミニアチュア品種の写真。定番のミニバラ。

 

サンライト・ロマンティカ

フロリバンダローズ「サンライト・ロマンティカ」の開花写真。2002年発表。光り輝くような黄色の花色。多花性で、1株だけでこれほどの開花数。黒星病に強く、また芳香も強い。露地栽培にも最適で、初心者にオススメの木立ち性バラ。

木立ち性・フロリバンダ。光り輝くような黄色の花色。多花性で、1株だけでこれほどの開花数。黒星病に強く、また芳香も強い。露地栽培にも最適で、初心者にオススメの木立ち性バラ。

 

※こちらの記事では厳選したオススメの木立ち性バラを10品種紹介しています。育てやすい木立ち性をお探しならご覧になってみてください。

初心者必見!4基準から導くおススメの『木立ち性』バラ10選

 

シュネー・ヴァルツァー

クライミングローズ「シュネーヴァルツァー」(雪のワルツの意味)の開花写真。1987年発表。返り咲きで年に数回咲く。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

LCI/CL(クライミング)。花名は雪のワルツの意味。返り咲きで年に数回咲く。

 

チョコレート・サンデー

「チョコレート・サンデー」(LCI)の拡大開花写真。2009年発表。赤茶色を基調とする花色で花名に納得。とげが多い。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

LCI。赤茶色を基調とする花色で花名に納得。とげが多い。

 

つる桜霞

フロリバンダローズ「桜霞」の枝代わり。「つる桜霞」(CL)の開花写真。2001年発表。桃色を基調とした平咲き品種だが、強い日差しを受けて赤みが増している。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

CL(クライミング)。フロリバンダローズ「桜霞」の枝代わり。桃色を基調とした平咲き品種だが、強い日差しを受けて赤みが増している。

 

ファビュラス!

フロリバンダローズ「ファビュラス!」(素晴らしい!の意味)の開花写真。純白の花色に耐病性の強さが魅力。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

木立ち性・フロリバンダ。素晴らしい!を意味する花名。特徴3.で紹介したJ&Pの代表的名花。純白の花色に強い耐病性が魅力。

 

ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール

LCI(ラージ・フラワード・クライマー)タイプのバラ「ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール」の拡大開花写真。画面いっぱいに美しい花姿を見せている。枝元の「ピエール・ドゥ・ロンサール」と比べて色合いは白味が増している。背後に移っている空は澄み渡る5月晴れの青さ。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

分類:LCI(ラージ・フラワード・クライマー)。「ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール」は枝元の「ピエール・ドゥ・ロンサール」と比べ、全体敵に白味が増した色合い。

 

ふれ太鼓

クライミングローズ「ふれ太鼓」の開花写真。1974年発表。鮮やかな「黄色」にはじまり、それがやや赤みを増して「オレンジ」になり、更に赤みが増して「赤」へと移ろいでいく色彩変化が見どころの花。3色の花色が画面いっぱいに広がっている。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

CL(クライミング)。鮮やかな「黄色」にはじまり、それがやや赤みを増して「オレンジ」になり、更に赤みが増して「赤」へと移ろいでいく色彩変化が見どころ。

 

リトル・アーティスト

ミニアチュアローズ「リトル・アーティスト」の開花写真。1983年発表。花つきがよく、次々と咲く。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

ミニアチュア(Min)。花つきがよく、次々と咲く。

 

ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール

「ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール」(LCI)の拡大開花写真。2002年発表。濃く明るい赤色で房になって咲く。強い香りと四季咲き性が魅力のクライミングローズだが、耐病性がさほど強くない点が残念。薬剤散布が必要。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

LCI。濃く明るい赤色で房になって咲く。強い香りと四季咲き性が魅力のクライミングローズだが、耐病性がさほど強くない点が惜しい。

 

レッド・クィーン

ハイブリッドティーローズ「レッド・クィーン」の開花写真。1998年発表。緋色の花色と剣弁高芯咲きの花形が美しい。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

木立ち性・ハイブリッドティー。緋色の花色と剣弁高芯咲きの花形が美しい。

 

ワイルド・プラム

ミニアチュアローズ「ワイルド・プラム」の開花写真。ご覧の写真のように多花性でよく咲く。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

ミニアチュア。多花性でよく咲く。

 

小夜曲

ミニアチュアローズ「小夜曲(サヨキョク)」。1996年作出。整ったはっきりした花形が特徴。花弁は薄い。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

ミニアチュア。「サヨキョク」と読む。整ったはっきりした花形が特徴。花弁は薄い。

 

るる

フロリバンダローズ「るる」の拡大開花写真。2006年発表。コーラルピンクの花色がくしゃくしゃになって咲く。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

木立ち性・フロリバンダ。コーラルピンクの花色がくしゃくしゃになって咲く。

 

パローレ

ハイブリッドティーローズ「パローレ」の開花写真。2001年発表。特筆すべきは圧倒的に巨大な花。ローズピンクの花色。よしうみバラ公園にて、花田昇崇が撮影。

木立ち性・ハイブリッドティー。特筆すべきはその圧倒的に巨大な大きさ。春の一番花は成人男性の片手よりも大きい。ローズピンクの花色。

 

(以上五十音順)

 

バラ公園・まとめ

ここまでよしうみバラ公園について1~5の特徴・見どころを紹介してきました。無料でここまでしっかりしているバラ園は訪れてみる価値があると私は思いますが、いかがだったでしょうか。参考になさってみてください。

では、次項からは大島の魅力について紹介します。

 

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大島の魅力・今治市の観光スポット

大島にはこちらのバラ園以外にもお立ち寄りスポットが多くあります。サイクリングで有名なしまなみ海道上の島のひとつで、サイクリストにとっても必見の施設が数多くあります。バラ公園以外にも、

  • よしうみいきいき館
  • 亀老山(キロウサン)展望公園
  • 村上水軍資料館

などがあり、どれも大島でしか味わえない刺激的な体験ができるスポットです。時間があればどれも足を運んでおきたいおススメの場所です。このうち「亀老山展望公園」とよしうみいきいき館の「潮流体験」の2つと、そして最後に島の夕陽をお送りして本稿のレポートを締めくくりたいと思います。

 

眺望絶佳。しまなみ海道随一の眺望。「亀老山展望公園」

大島南インターにほど近い「亀老山(キロウサン)展望公園」から眺める来島海峡の眺望は大島を訪れるならぜひとも立ち寄りたい場所です。橋から見る景色とは格段に違い、視界を遮るものがない文字通りの360度のパノラマが広がっています。

 

愛媛県今治市吉海町にある標高307mの地にある亀老山展望公園、その展望台での様子。周囲に人が映り込んでいない貴重な写真。花田昇崇が撮影。

愛媛県今治市吉海町にある標高307mの地にある亀老山展望公園、その展望台において西南方向を向いて撮影。

 

上記の写真は展望公園で西南を向いたものです。振り返った東南側はこちら。

 

愛媛県今治市吉海町にある標高307mの地にある亀老山展望公園の写真。眼下には来島海峡をまたぐ来島海峡大橋が一望できる。

亀老山展望公園の展望台において南東方向を向いて撮影。

 

ここからの眺めは圧巻の一言に尽きる素晴らしい眺望。来島海峡にかかる来島海峡大橋を眼下に見下ろす海峡の眺望をご覧ください。

 

愛媛県今治市吉海町にある標高307mの地にある亀老山展望公園の写真。眼下には来島海峡をまたぐ来島海峡大橋が一望できる。

蒼天の空の下でまとう風はとてもすがすがしく心地よい。

 

来島海峡をまたいだ南側はすぐ四国で、今治市街地が広がっています。

続いて、南側はこのように見えます。山々の頂きの向こうの海の、その更に先にうっすらと愛媛県今治市の市街地を見ることができます。

 

愛媛県今治市吉海町にある標高307mの地にある亀老山展望公園からの風景。南方向を撮影。山々の頂きの向こうの海の、その更に先にうっすらと愛媛県今治市を見ることができる。花田昇崇が撮影。

南方向を撮影。

 

南東方向に目を向けると穏やかで優しい瀬戸内海が広がっています。海の薄い青さは瀬戸内海ならでは。(写真の右上方向は今治市街地。)

 

愛媛県今治市吉海町にある標高307mの地にある亀老山展望公園からの風景。南東方向をうつした写真。画面の右上方向には今治市が見える。海の薄い青さは瀬戸内海ならではの様子。花田昇崇が撮影。

南東方向の眺望。

 

そのまま東方向に目を転じると、空と海の境界線が不明なほどに澄み渡る空と穏やかな水面が広がっているのに気づきます。眼下に見える建築物からはここ亀老山展望台の高さをうかがい知ることができます。

 

亀老山展望公園からの風景。東方向に向けて撮影。眼下に見える建築物から展望台の高さをうかがい知ることができる。空と海の境界線が不明なほど澄み渡る空と穏やかな水面が美しい写真。花田昇崇が撮影。

東方向の眺望。

 

どうでしょうか。風光明媚で知られる瀬戸内海ですが、ここからの眺めは瀬戸内の中でも随一の眺望で、私のイチオシの絶景ポイントです。

ところで、この亀老山展望公園は標高300m以上の急峻な山の上にありますが、この展望公園には車で上がってくることができます。駐車場も整備されており、料金は無料(フリー)です。また、しまなみ海道サイクリングの指定コースにほど近いこともあり、自転車で登ってくる猛者もおり、かくいう私自身も2度ほど自転車であがってきたことがあります。頂上でご夫婦が販売されている売店の伯方の塩アイスが渇ききった喉を潤してくれたのは良い思い出です。味はもちろん絶品ですよ。

ぜひ来島海峡の眺望を直接ご自身でご覧になってみてください。

 

潮に乗れ。よしうみいきいき館で「潮流体験」

今治港との定期便ががる港駅からほど近い「よしうみいきいき館」は地元の新鮮な物産が並んでいます。新鮮な魚介をバーベキューで楽しめたりサイクリストの休息スポットでもあるなど大島観光の拠点となる場所です。

このよしうみいきいき館イチオシの海遊びが観測船による「潮流体験」です。船酔いをしやすい方は遠慮しておいた方がよいかもしれませんが、大丈夫なようでしたらおススメしておきます。

こちらがその遊覧船。

 

愛媛県の大島吉海町の「潮流体験」。その乗り場を写した写真。花田昇崇が撮影。

 

来島海峡は、西からの潮と東からの塩が交差する場所となり、海上のその交差ポイントに渦ができる。潮と潮とが交わり白い波しぶきが縦筋を作っています。

 

愛媛県の大島吉海町の「潮流体験」。来島海峡は、西からの潮と東からの塩が交差し、海上のその交差ポイントに渦ができる。潮と潮が交わり白い波しぶきが縦の筋を作っている。花田昇崇が撮影。

 

愛媛県の大島吉海町の「潮流体験」。来島海峡は、西からの潮と東からの塩が交差し、海上のその交差ポイントに渦ができる。荒い波の様子を船上から撮影した写真。花田昇崇が撮影。

荒い波の様子を船上から撮影。

 

もちろん大きく揺れるので予めご承知ください。

続いて、来島海峡大橋の真下から端を見上げた写真がこちら。端の裏側が思ったよりもフラットでシンプルな構造だったのに驚きました。

 

愛媛県の大島吉海町の「潮流体験」。海上から来島海峡大橋を真上に見上げた写真。花田昇崇が撮影。

 

どうでしょうか。なかなか珍しい、非日常を味わえる体験ではないでしょうか。汐風にそよぐ瀬戸の海を満喫できること請け合いの潮流体験の紹介でした。

 

来島海峡を染める夕陽

そろそろ本稿も終盤です。

来島海峡を染め上げる夕陽を紹介します。

 

しまなみ海道の島、愛媛県今治市の大島から眺める来島海峡に沈む夕陽。花田昇崇が撮影。

来島海峡に沈む夕陽。

 

こうして瀬戸の海は暮れゆくのでした。

 

しまなみ海道の島、愛媛県今治市の大島から眺める来島海峡大橋の下へと沈んでいく夕陽。花田昇崇が撮影。

沈みゆく夕陽を見届ける。

 

沈む夕陽を眺めながらしばし物思いにふける時間も悪くないですね。

太陽が沈んだのを見終え、帰宅の路へとつくのでした。

 

 

本稿のまとめ

さて、いかがだったでしょうか。

本稿は愛媛県今治市にあるよしうみバラ公園をはじめ、亀老山展望公園など大島吉海町の他の観光スポットも併せて紹介してきました。島の、そして瀬戸内海ならではの優しい水面は日々の疲れを癒す心のオアシスとしても最適かもしれません。

年中楽しめる四季咲きの花が中心のよしうみバラ公園をはじめ、四季により様々な表情を見せる島の魅力溢れる大島よしうみ町で日頃の疲れを癒してみてはいかがでしょうか?

本稿が皆様のより良い暮らしに役立てば幸いです。あなたもバラと一緒に暮らす生活を始めませんか?

 

写真・記事の無断掲載・転載を禁止します。

Sentence/All photos:花田昇崇

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補足.参考・アクセス情報

所在

  • 愛媛県今治市吉海町福田1296
  • 問い合わせ先:吉海支所 産業建設課 TEL:0897-84-2111

開園時間

  • なし。24時間立ち入り自由

休園日

  • なし。24時間立ち入り自由

入場料金

  • 無料(フリー)

開花シーズン/見ごろ

  • 春 : 5月10日~23日頃が最盛期(目安)
  • 秋 : 10月末~11月半ば頃(目安)

交通/アクセス

  • 自動車:西瀬戸自動車道(通称:しまなみ海道)大島北インターから約4㎞。車で10分。
  • 自転車:よしうみレンタサイクルターミナルより、急いで約15分程度。ゆっくりで約30分程度。
  • バス:岡山駅発。倉敷行約30分。下撫川下車、徒歩5分

※自動車かサイクリングの途中に自転車で立ち寄るのがおススメです。

大島「南」と「北」の2つのインター。利用上の注意点

高速道利用にあたっては、「北」と「南」に2か所設置されている大島インターが島外の者には惑いやすいのでご注意ください。私が訪れた際にわかりづらい点だったので記しておきます。

大島には「北インター」と「南インター」の2つのインターが設けられています。しかしこれら南北インターどちらでも自由に利用できるわけではありません。この点についての道路表記や看板などの説明が多くはなく、見落としやすいため以下にわかりやすく場合分けをしておきます。

 

[自動車:尾道側本州)から降りる場合]

大島北インターを利用します。大島南インターからは降りられません。

[自動車:尾道川本州)方向へでる場合]

大島北インターを利用します。大島南インターからは本州方向へ行けません。

 

[自動車:今治側(四国)から降りる場合]

大島南インターを利用します。大島北インターからは降りられません。

[自動車:今治側(四国)方向へでる場合]

大島南インターを利用します。大島北インターからは今治方向へ行けません。

 

上記をよくご覧になり、逆走にご注意ください。やや抽象的にまとめると、

  • 本州方向の利用についてはインター
  • 四国方向の利用についてはインター

ということになります。(※2016年5月時点。)

 

以上です。最後までお読みくださりありがとうございました。

 

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バラに包まれる暮らしの提案。『五感で楽しむ薔薇の専門店 ローズフェスタ』でバラ体験

数千年の昔から我々を魅了し続けてきたバラは限りない魅力に包まれています。

見てよし、香ってよし、身に纏ってよし。そしてもちろんプレゼントの定番といえばバラ。

バラの楽しみ方はひとつではなく、使い方・楽しみ方はあなた次第です。

当店は“バラを視覚、味覚などの五感で楽しむ”ことをテーマにバラにまつわるアイテムを“厳選して”取り扱っているECショップです。

  • バラを実際に育ててみたい。
  • 手芸素材のバラを探している。
  • 食用バラ(エディブルローズ)に興味がある。
  • お洒落なバラ雑貨を探したい。
  • バラ柄のアイテムを探したい。

etc...

バラ好きのあなたにお届けするバラに包まれた暮らし、「五感で楽しむバラ体験」提案しています。

バラのことなら『五感で楽しむ薔薇の専門店 ローズフェスタ』まで。

お気軽にご訪問ください。

 

 


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