RSKバラ園|400品種・15000株のスケール|岡山県岡山市

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岡山市にあるバラ園。RSKバラ園内の写真。園内の黄色のバラが満開。

バラの中に包まれたかのような体験(「バラ体験」)をするためには実際にバラ園を訪れてみることをおススメしています

国内には大小さまざまなバラ園が各地にありますが、今回ご紹介するのは中国地方人口第2位の都市「岡山市(岡山県)」にある「RSKバラ園」です。

同園は植栽数100品種以上、合計15000株を越えるバラが植栽されている国内有数のスケールです。多種多様のバラが各品種ごとにまとめられ、同種の株が数十以上の列をなして整然と植えられている姿が美しく、それら品種ごとの列が相まってなす全体としての統一感が印象的なバラ園です。品種は古く70年数年前に発表されたものから近年人気のバラまで偏りなくあり、“縦軸”の幅広さもまた魅力です。

本稿は岡山県岡山市にあるRSKバラ園のレポートです。豊富な写真を交えてその魅力をお届けします。

 

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岡山市にあるバラ園。RSKバラ園内の写真

 

RSKバラ園ってどんなとこ?

昭和49年に開園された同園は岡山県の岡山駅と倉敷駅のほぼ中間にあり、高速道路の降り口(倉敷I.C.)から比較的近くにあるため関西方面からも訪れやすい好立地のバラ園です。瀬戸中央自動車道(瀬戸大橋)経由でも本州に入ってすぐの場所にあるので四国方面からもアクセスしやすい環境にあります。

「RSK」は「山陽放送」の略称で、とびぬけて高い建造物のラジオアンテナ(高さ105m)が同園の目印。このアンテナを中心とする約3万平方メートルの円形花壇に、各品種が一列となって開花する様子が美しいバラ園です。入場ゲートをくぐるとまず高いアンテナが目に入り、遠くに見えるこのアンテナは園内のほぼ中心に位置しています。ご覧のとおりに広い園内ですね。入場の際に受付けでもらえるパンフレットによれば15000株の植栽数とありますが、現在はそれ以上にあるのではないでしょうか。

 

岡山市にあるバラ園。園内の写真。園内入口の真上にある階段より園内を望む写真。

前方のひときわ高い建造物がRSKラジオ放送用のアンテナ。写真は入場ゲート真上の建物より撮影。訪れた5月初旬は満開には一足早い。

 

見所1.同じ花色が重なるバラのパレード!品種で魅せるバラ園

同一品種が数多く、そして整然と並んで開花している姿が圧巻です。一列につき50株前後のその花が数十メートルにわたって同一の花色を浮かび上がらせる様子がとても見応えがあり、まるでパレードのよう。花のつぼみの状態から咲きはじめ、そして咲き終わりまでも余すことなく楽しむことができ、そのバラの一生(ライフサイクル)をひと目におさめることができます。品種をしっかりと観賞できるこのような花壇がここRSKバラ園の魅力です。

 

写真は、「都大路」(HT)、「マリアカラス」(HT)、「ブルー・ムーン」(HT)、「うらら」(F)の様子。円形花壇にはこのように品種ごとに直線状に植えられています。

 

RSKバラ園の園内の様子。ハイブリッドティーのバラ都大路が咲き乱れる写真。

日本作出のハイブリッドティー「都大路」(1988年)が咲き誇る。

RSKバラ園の園内の様子。ハイブリッドティーのバラ「マリアカラス」が咲き乱れる写真。

ハイブリッドティー「マリアカラス」(1965年)

RSKバラ園の園内の様子。ハイブリッドティーのバラ「ブルー・ムーン」が咲き乱れる写真。

ラベンダー系の代表品種、ハイブリッドティー「ブルー・ムーン」(1964年)。

RSKバラ園の園内の様子。ハイブリッドティーのバラ「うらら」が咲き乱れる写真。

フロリバンダ(F)「うらら」(日本・1995年)。

 

「これでもか」と言わんばかりの同じ花色の海。バラの大海にダイブしてみたい衝動を抑えつつ(?)、花色をチェックしながらお気に入りの品種をあますことなく堪能することができます。広大な園内をゆっくりと歩きつつ花を愛でる時間は心を豊かにしてくれるひとときです。400もの品種があるのであなたの心惹かれるバラにもきっと出会えるはずです。

 

RSKバラ園-園内の様子3

園内の様子

 

見所2.テーマ別ガーデン

広い園内には

  • 日本作出のバラ
  • オールドローズ
  • フレグランスガーデン
  • イングリッシュガーデン
  • ポール仕立てイングリッシュローズ
  • ロイヤルガーデン

など、テーマに沿った植樹もされています。入口を真っすぐに進んだアンテナの先(奥側)にはテーマ別のガーデンが広がっています。

そのうちのひとつ、ポール仕立てのイングリッシュローズのコーナーがメインストリート沿いにあり、ここに「ゴールデン・セレブレーション」がありました。イングリッシュローズの黄色のバラと言えば「グラハム・トーマス」が有名ですが、花色の鮮やかさではこちらも負けてはいません。私が訪れた時期は満開にはまだ早い頃合いでしたが、それでもなかなかどうして。明るいバラを数多く咲かせてメインストリートを彩ってくれています。

 

RSKバラ園の園内の様子。イングリッシュローズコーナーに咲く「ゴールデンセレブレーション」が数多く咲いている。

バラ園正面入り口を真っすぐと進むメインストリートにある「ゴールデン・セレブレーション」。山吹色の大輪の花。ティーのような香りにフルーツのような爽やかな香りを足したような芳香。香りの品種でもある。

 

そして、これらポール仕立てのコーナーをさらに真っすぐに進んでいくとフレグランスガーデンに辿り着きます。6つのバラのガーデンのなかでも特におススメなのがフレグランスガーデンです。

ここには天然の香水であるバラの香りを楽しむため、特に香りで名高い品種が揃えられています。「イブ・ピアッツェ」や「薫乃(カオルノ)」、「ショッキング・ブルー」などで、これらはいずれ劣らずの強い香りを放つ芳香種でここに来れば否応なく一層テンションが上がります。香りのバラを思う存分に直接味わうことのできるのが嬉しいですね。

ダマスクの濃厚さのなかにフルーツの爽やかさが混じる絶妙な香りの「薫乃」は最高のご馳走です。『これ、ジュースにできないかな?』などといつも思ってしまう私であります。

 

RSKバラ園で植栽されているフロリバンダローズの「薫乃」の開花写真。

香りの名花「薫乃」(フロリバンダ)。ダマスク香やフルーツ香、そしてティーの香りなどが複雑に混じる強香品種。現代バラの香りを広く持ち合わせている。この香りに是非直接触れてほしい。透明感のある繊細な花びらの中心に薄いクリームピンクをにじませる可憐な花色も魅力。

RRSKバラ園にて。香りのバラ「ショッキングブルー」が咲き乱れている。

強香のバラ「ショッキング・ブルー」。薫乃に負けず劣らずの強さの香りを漂わせている。

 

さて、地植えでしっかりと根付いたバラからは力強い香りを感じることができます。切りバラでは体験できない品種本来の芳醇な香りをぜひ直接体験なさってみてください。

 

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RSKバラ園で出会えるバラ

ここからは同園で観賞できる400品種のバラの一部を紹介していきます。品種の多くはフロリバンダが占めている印象です。

 

「アイスバーグ」

RSKバラ園で植栽されているフロリバンダローズの「アイスバーグ」の開花写真。

「アイスバーグ」(フロリバンダ)。「シュネーヴィッチェン(白雪姫)」の別名でも知られる大人気の白バラ。ティー系の弱い芳香がある。

 

「アンネの思い出」

RSKバラ園で植栽されているフロリバンダの「アンネの思い出」の開花写真。

「アンネの思い出」(フロリバンダ)。咲きはじめはオレンジ色で、開花とともに端から淡黄色へと変化していく。

 

「アンバー・クイーン」

RSKバラ園で植栽されているフロリバンダローズの「アンバー・クイーン」の開花写真。

「アンバー・クイーン」(フロリバンダ)。

 

「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」

RSKバラ園で植栽されているフロリバンダローズの「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」の開花写真。

「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」(フロリバンダ)。ライラック色の花弁は開花につれて平咲きになる。

 

「都大路」

RSKバラ園で植栽されているハイブリッドティーローズの「都大路」の開花写真。

「都大路(ミヤコオオジ)」(HT・1983年)。明るさのある桃色が印象的な花。花弁の外側が濃くなり、濃淡がある。

 

「イントゥリーグ」

RSKバラ園で植栽されているフロリバンダローズの「イントゥリーグ」の開花写真。

「イントゥリーグ」(フロリバンダ)。「秘めごと」を意味する名前の通りに深みのある怪しい花色。

 

「うらら」

RSKバラ園で植栽されているフロリバンダローズの「うらら」の開花写真。

「うらら」(フロリバンダ)。鮮明で濃いローズカラー。

 

「カクテル(コクテール)」

RSKバラ園で植栽されているクライミングローズの「カクテル(コクテール)」の開花写真。

「カクテル」(シュラブ~クライミング)。赤の一重の房咲きで中心は黄色のツルバラ。2015年、世界バラ連合会殿堂入り品種。

 

「クローネンブルグ」

RSKバラ園で植栽されているハイブリッドティーローズの「クローネンブルグ」の開花写真。

「クローネンブルグ」(ハイブリッドティー)。20世紀を代表するバラ「ピース」の枝変わり。

 

「ジンジャー」

RSKバラ園で植栽されているフロリバンダローズの「ジンジャー」の開花写真。

「ジンジャー」(フロリバンダ)。多花性の強健品種。小さな棘が多いので注意する。

 

「パーマネント・ウェーブ」

RSKバラ園で植栽されているフロリバンダローズの「パーマネント・ウェーブ」の開花写真。

「パーマネント・ウェーブ」(フロリバンダ・1932年)。古い品種だがその古さを感じさせない花色が魅力。花弁の外側が波打つ(=ウェーブ)様子が愛らしい。

 

「ハニー・ブーケ」

RSKバラ園で植栽されているフロリバンダローズの「ハニー・ブーケ」の開花写真。

「ハニー・ブーケ」(フロリバンダ)。明るい色合いと優しい花形。多く花をつけるので春~秋のシーズン中繰り返し咲き続ける。

 

「ブラスバンド」

RSKバラ園で植栽されているフロリバンダローズの「ブラスバンド」の開花写真。

「ブラスバンド」(フロリバンダ)。全体はアプリコットカラーだが花弁の外側がグリーンを帯びる。艶やかさが魅力。この鮮明な色合いは春のもので、秋にはここまで鮮明とはならない。

 

「プリンセス・アイコ」

RSKバラ園で植栽されているフロリバンダローズの「プリンセス・アイコ」の開花写真。

「プリンセス・アイコ」(フロリバンダ・2002年)。サーモンピンクの可愛らしい花色。敬宮愛子内親王の誕生を祝して命名された。

 

「プリンセス・オブ・ウェールズ」

RSKバラ園で植栽されているフロリバンダローズの「プリンセスオブウェールズ」の開花写真。

「プリンセス・オブ・ウェールズ」(フロリバンダ)。「英国皇太子妃」を意味する花名。故ダイアナ元皇太子妃に捧げられた品種。

 

「プレイガール」

RSKバラ園で植栽されているフロリバンダローズの「プレイガール」の開花写真。

「プレイガール」(フロリバンダ)。紫がかったローズ色の一重咲き。

 

「ホーム・スイート・ホーム」

RSKバラ園で植栽されているハイブリッドティーローズの「ホーム・スイート・ホーム」の開花写真。

「ホーム・スイート・ホーム」(HT・1941年」。クォーターロゼット咲き。古い品種だがそれを感じさせない花色。

 

「ロイヤル・ハイネス」

RSKバラ園で植栽されているハイブリッドティーローズの「ロイヤル・ハイネス」の開花写真。

「ロイヤル・ハイネス」(ハイブリッドティー)。上品さと優美さを併せ持つ品種。切り花としても人気。

 

「ローラ」

RSKバラ園で植栽されているハイブリッドティーローズの「ローラ」の開花写真。

「ローラ」(ハイブリッドティー)。色彩の鮮やかさが目を引く。

 

「絵日傘」

RSKバラ園で植栽されているフロリバンダローズの「絵日傘」の開花写真。

「絵日傘」(フロリバンダ・1974年)。発売当時話題を呼んだ「光るバラ」。とても日光を好み、充分な太陽光を受けるほど鮮やかさを増す。

 

[以上。順不同

同園で出会えるバラを紹介しました。

 

RSKバラ園の見頃情報

本稿で紹介した同園のバラはどれも四季咲き性の品種です。冬以外は年間を通じて繰り返し咲きますが、開花を調整したり株の体力を温存させる目的から夏場は咲かせないようにしていることが一般的です。そのため夏を除く春と秋がバラの開花シーズンであることが通常です。

温暖な気候の岡山市にある同園の見頃は

春の見頃 : 5月中旬~6月初旬頃まで

秋の見頃 : 10月中旬~11月中旬頃まで

なお、見頃はその年の気候や天候により多少前後する場合がありますので、詳しくはすぐあとに掲載している同園の公式ページにある最新情報を参考になさってみてください。

 

 

本稿のまとめ

さて、いかがだったでしょうか。

本稿は岡山市にあるRSKバラ園を紹介しました。同じ品種がたくさんあるので角度を変えながら花の一生をあますことなく眺められるが同園の魅力です。ご家族での散策に、デートに、同園に立ち寄られてみてはいかがでしょうか。

本稿が皆様のより良い暮らしに役立てば幸いです。あなたもバラと一緒に暮らす生活を始めてみませんか?

写真・記事の無断掲載・転載を禁止します。

Sentence/All photos:花田昇崇

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[補足.参考情報]

その他の見どころ。四季折々の花。

ここはバラ以外にも四季折々の花を楽しむことができます。参考までに記載しておきますので適宜ご参照ください。

  • ハナミヅキ : 花は春に。秋には紅葉と実がおススメ。
  • ツツジ : バラ園の外周を囲むようにツツジが植樹されています。
  • フジ棚 : 見頃は4月下旬~5月上旬。
  • ロックガーデン : 自然な石組の中に山野草が100種類もあるそうです。
  • ハナショウブ : 150品種15000株が回遊式の庭園に。
  • ボタン : 50品種1000株。
  • アジサイ : 梅雨時にはアジサイをが美しい。
  • クリスマスローズ : 見頃は12月上旬~3月上旬。4品種1000株。
  • 大賀ハス : 見頃は6月下旬~8月中旬。
  • スイセン : 早咲き種は12月下旬~2月上旬が見頃。遅咲き種は3月中旬~3月下旬が見頃。
  • 梅 : 15品種150本あるそうです。
  • チューリップ : 1万玉のチューリップ。4月上旬より開花。
  • 桜 : 園内の外周に40品種100本あるそうです。

など。年間を通して様々な草花を見れるので、近郊の方には四季を通じて散策に、またはデートにおススメ。

公式ページ

岡山市北区撫川|RSKバラ園ホームページへようこそ!

所在

  • 〒701-0164 岡山県岡山市北区撫川1592-1
  • TEL:(086)293-2121(代)

開園時間

  • 午前9時30分~午後5時

休園日

  • 4~6月、10~11月は無休
  • 毎週水曜日(祝・祭日の場合は翌日休園)

入場料金

  • 個人:大人(中学生以上)-600円。小人(小・幼・保)300円
  • 団体(30人以上):大人-540円。小人-200円

交通/アクセス

  • 自動車:山陽自動車道倉敷インターから東方向へ約8㎞。車で約20分。
  • バス:岡山駅発。倉敷行約30分。下撫川下車、徒歩5分
  • 電車:山陽本線庭瀬駅下車3㎞。タクシー5分

[倉敷インターからの経路]

高速道路の倉敷ICをでてすぐの信号を右折し429号線に入る。429号線を1㎞ほど真っすぐに進むと389号線と交わる。ここを左折し389号線に沿って岡山駅方面に向かう。6㎞ほど道なりに進むと「バラ園北口」の道路標識があらわれる。この信号を右折し600mほど進んだ左手側にある。

700台の無料駐車場があるので自動車が最もおススメです。

 

以上です。最後までお読みくださりありがとうございました。

 

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